深呼吸の必要

一人一人のバックグラウンドがほとんど出てこないため、いろいろと想像を膨らませることができた。
感情移入したい人にとってはつまらない映画だと思う。
バックグラウンドが具体的に語られたのは谷原章介と成宮寛貴の二人だけで、それも他の映画と比べれば無いに等しい。
語られてわけではないが、長澤まさみは手首を見せることでその役の過去を少し知ることができる。
他の主要メンバーは香里奈が派遣会社勤務だったということがわかるぐらい。

長澤まさみがほとんど喋らないため、彼女の言葉が重区感じられる。
最後にさりげなく袖をまくったのも良いと思う。

何故谷原章介が子供たちの野球を見ていたのか、ただ単に子供が好きだからということと、手術をしたことのことを思っていただけなんだろうか?
もしかしたら彼はみんなが気付く前から成宮寛貴の過去を知っていたのだろうか?

サトウキビとサトウキビを刈る作業の映像がひたすら続くが、その中で少しづつ変化があり、落ちついて見れたのでとてもよかった。
しかし香里奈の水泳大会のシーンは必要だったんだろうか?あまり必要ではないと思うのだが・・・。


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